子どもと関わる人のためのアンガーマネジメント: 怒りの感情をコントロールする方法;読了メモ

みなさんこんばんはクモです。

 

題名にある本を読んだので、メモ書きです。

題には、「子供と関わる」とありますが

子供に限らず、人とのコミュニケーションにおいて「怒り」を

コントロールする方法が記載されています。

 

・アンガーマネジメントの目的

怒ることと、怒らないことの区別をすること

→怒ることが悪いことではなく、怒ることが必要なときもある。

どういうときに怒るのか、その1つの指標をこの本では「後悔するかどうか」であるとしています。

 

・怒りとはコントロールできるのか

「怒りとは、自分自身が作り出しているものであるため、コントロールすることができる」

確かに、物事に対してどう反応するのか

それって自分自身が決めていることですよね。

 

・「6秒待つこと」

これはよく聞きますね。

6秒待つことで怒りが静まり、冷静になることができます。

 

・「怒りの尺度を持つ」

これは斬新ですね。感情を定量的に評価する。

そうすることで、より自分を客観的に捉え、冷静になれ、ということだと思います。

 

・「〜べきという考え方は人によって異なる。その価値観が異なったり、裏切られたと感じることで怒りが生まれる」

なるほど。

〜あるべき、〜しないといけない。私もよくそういうふうに言ってしまったり

考えてしまうくせがついてしまっています。

 

・「怒りを感じたら、コントロールできるのか、優先度が高いのか考える」

本で書かれていたのは、そもそもコントロールできないことに怒ってもしょうがない

また、優先度が低いなら、他のことにエネルギーを使ったほうが良い、というもの。

 

なるほどねぇ、、、

その考え方はとのても合理的です。

でも、怒りという感情って合理的かどうか、とか関係なくて

自分の内面からふつふつと湧いてくるもの。

頭を切り替えられるといいんだけど、なかなかうまく行かないこともある。

 

・「相手に何かを伝えるときは、「私は」を主語にすることで冷静に意見を伝えることができる」

「自分」という存在がどう感じているのか伝えるというのは

「自己開示」に近いと感じています。

「自己開示」をすることによって、相手との距離を縮めることができそうです。

 

・「意見を伝えるときには、事実、感情、要求を伝える」

これは素晴らしい枠組みだと思いました。

相手にわかりやすいと思います。

私も使います。

 

・「サクセスログをつけて自身をつける」

私もそうなんですけど

どうしても、できたことよりも、できなかったことに目が向きがちです。

そうではなくて、自分ができたことに目を向けて

前向きな気持ちでいること。

どんな問題を前にしても、前向きな気持でいることが

良い結果に関係していることに疑う余地はありません。

 

・「グラウンディング

これは現実回避?のテクニックだと私は理解しました。

自分がいる場で悪口大会が始まってしまったときには

その場を離れる、というのもストレス軽減のための1つの有効な手段です。

でも、仕事の会議など、どうしてもその場から離れることができないときがある。

そういったときに有効なテクニックです。

具体的には、その場にある何かしらの物事をじっと観察することで

感情をリセットするものです。

これには少し練習が必要です。

 

カップルダイアログ

手法の説明がありましたが、そこまで詳しく書かれていませんでした。

ネットで調べてみても、そこまで詳しく出てきません。

なにも「カップル」に限ったはなしではないようで

「ダイアログ」という検索ワードで、それっぽい記事が引っかるので

これは心理学では有名な方法何でしょうか。

 

 

本を読んでいて感じたのは

怒りに身を任せて行動しても、決していいことはない。

やはり、怒りをぐっと堪えて冷静に、毅然とした態度を取ることが

どんな人間関係においても大切である、ということです。

 

ではまた。