新型リーフの分解見学会 その2 インプレ@埼玉自動車大学校

こんにちは クモです。

引き続き、リーフの分解見学インプレです。

前回の記事

 

ps6.hatenablog.com

 

今回は静音化に聞いているであろう箇所を挙げていこうと思います。

※以下に記載があるものは、あくまでも私の個人的見解です。間違っていましたらご指摘をお願いします。

 

まずはリアディフューザーです。

フロア下を流れる空気を整流してあげることによって、乱流が生じるのを軽減し、結果静音につながるというものです。

最近の車って、結構リアディフューザーが純正で採用されているものが多いですよね。

よくスポーツカーに採用されているのは、空気をきれいに流してあげることが、圧力の急激な変化を抑制し、ダウンフォースをうまく発生させる為なんですね。

低速度域では、そこまで威力を発揮しないかもしれないですが

高速道路なんかを走行するような、比較的高い速度域では、風切り音を侮ることができません。

私少し、2006年式のGS350に乗っていたことがあるのですが

高速道路で100km/h巡行をしていると、Aピラーから風切り音が結構聞こえてきたのを覚えています。

友人のBMW5シリーズにも載せてもらって、ロングツーリングに行ったことがあったのですが

その時は特に風切り音は気にならなったんですよね。(同じくらいの速度域で走行しました)

LEXUSも静音にはこだわっていると思っていたので

どうしてそんなに違いが出るのかなぁ...って疑問に思っていました。

話は逸れましたが、静音化においては風切り音の低減も重要だという事です!(^^)f:id:ps6:20180923142939j:plain

 

続きまして、左フロントタイヤハウスの画像になります。

画像だと少し見づらいのですが、キャビン側にのみ、吹き付け式の静音材があるのがわかります。

以前、RF3のステップワゴンで結構静音化にこだわったことがありました。

その時に、タイヤハウスのところに発泡ウレタンを注入したことがあったんですが

これが体感で結構効果があったんですよね。

ただ、ロードノイズは自動車の車体だけではなく、タイヤによる影響も大きいと思います。ステップワゴンに乗っているときには、中華タイヤとダンロップタイヤとでロードノイズを比較したのですが

中華タイヤの時には、やはり「ゴーー」っていうノイズが聞こえてきたんですけど

ダンロップタイヤ(RK系の新車装着タイヤ、確かSスポーツとかそういう名前だったような)ではそういった音は聞こえてこなかったです。

車体だけではなく、タイヤとセットでロードノイズの低減は考えるべきだなっていう風に感じました。

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続いてボンネット周りです。

ボンネット裏にはもちろん静音材が取り付けられていました(すみません、写真ありません)

そして気になったのが、ボンネットからピラーへと続く部分の静音材です。

GS350でもこういった静音材はみませんでした...

やはりピラーを通じて音はキャビンに侵入してくるんですね。

 

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続いて、ドア内装です。

最近の車の内張をはがしたことが無かったのでちょっとびっくりしたんですが

これはシンサレートですかね?

純正ではフェルトが使われていると思っていたので驚きです。効果のほどはわかりませんが、おそらくフェルトよりもシンサレート?の方がコストが高いと思われます。

それだけ効果があるという事でしょうか。これでもかというほど、びっしり敷き詰めれていますね。

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車のコストって、本当に細かいところに表れると思うんです。

部品同士のチリ(隙間)とか、パーティションラインの場所だとか、ゲートカット処理のきれいさだとか

あとは、最近の車って、各スイッチの動作感にもこだわっているなって感じています。

リーフもまさに上記の点はこだわりを感じていて、日産が本気で作っている車だなと感じています。

まだ続きます。