まず、受験時の私のスペックです。
・TOEIC890点
・国公立工学部卒
・中学までの勉強は、そこそこできた
(5教科500点満点中、公立入試問題は460-470ぐらい)
・フルタイムで働きながら教員採用試験、教員資格認定試験を並行して受験
・もともと小論文系は得意
・両親が教員のため、学校という組織がどういうものなのかいつでも聞ける
学生時代は、特に何かが得意というわけではなく
満遍なくできたので、私自身、教員資格認定試験との相性が良かったと思います。
・1次試験合格に要した時間
約2か月(平日:2~3時間、休日:5~6時間)
物理現象のシミュレーションを行うソフトウェアエンジニアとして働きながら
教員資格認定試験の勉強を進めました。
そこまで勉強時間を確保することはできなかったのですが、問題との相性がよく
運がよかったと思っています。
・1次試験対策
オープンセサミシリーズの、「専門教科小学校全科」「教職教養」の問題を、Ankiというアプリに入れて、使っていました。
試験対策にあまり時間も取れなかったので、原理原則を理解するのではなく
丸暗記と割り切って取り組みました。
参考書を読むと、勉強したつもりになりがちですが
私は問題を解いて、どういう知識をどのように使うことが求められるのか
を理解しながら勉強しました。
幸いなことに、問題集の解説を呼んでもわからないところは、ネットで調べると様々な解説が出てきます。
・2次試験合格に要した時間
約2週間(平日:2時間、休日2~3時間)
2次試験の出題内容がよくわからないということもあり
文科省の資料見直し、学習指導案の作成練習に時間を割きました。
・2次試験対策
「学習指導案」と検索すると、様々なテンプレートがネットに出てきます。
フリマアプリを活用するなどして、学習指導案を自分で実際に書いてみる、ということをしたり、学習指導要領の改訂内容を改めて見直し、どういう小論文問題がでるか
それに対して自分ならどう回答するか、ということを自分なりに勉強していました。
振り返ってみると、両親が教員というアドバンテージはとてつもなく大きかったです。
もともとの職業がソフトウェアエンジニアということで
畑違いの教員という仕事を理解するために、5時間ぐらいは色々聞きました。