Diving Deeper into Memory
私達人間は、視覚から得られた情報を長期記憶として記憶する能力を持っている。
それは、かつて狩猟採集民族だった時代に、狩猟場から家への道を覚えて置く必要があったから、ということに起因している。
視覚から得られる情報を記憶しておくためには、
記憶した内容を表す絵を作成することである。
たとえば、ニュートンの運動方程式を覚えるために、落下するラバの絵があります。
この画像が右脳の視覚空間中心に直接つながることで、味気のない数式を記憶に定着させる事ができるようになります。
また、感覚を刺激する”フック”が多ければ多いほど、概念とその事柄を思い出すことが容易になる
落下するラバは、風を感じているでしょうから、ラバが感じているであろう風圧に思いを馳せたり
というようなことです。
感覚をよく刺激するような絵ほど、記憶に定着します。
そして、やはりワーキングメモリ(短期記憶)から長期記憶への定着には、繰り返しが重要です
1日のうちに何度も繰り返すのではなく、数日に渡って、散発的に繰り替えすようにして下さい。
暗記カードも効果的で、ANKIというアプリもあります。
実際に手で書くことが、記憶定着において効果的であるという事もわかっています。